今、どれくらい社会で必要とされる能力がありますか?

「新卒3年3割離職問題」はもはや不変的な社会課題となってしまっている。概観だけ捉えて内情の理解がない分析だと「世代」という言葉を使いたがる。これは明らかにズレてる。(仮に世代だとしても世代を創出した大人、環境に問題がある、そして3年離職が全部悪いわけでもない)

新卒早期離職にはいくつか大きな要因はあるが、「能力開発」というポイントに注目したい。研修中で良く聞く新卒の本音…これまでと全然違う頭を使う、出来ると思ってた事が出来ない…追いつかない…などなど。一方でそんな感情にさえならずにどんどん前に進む同期も当たり前にいるのです。そこにどんな差があるのか?

シンプルに学生時代に社会で必要とされる能力開発をどれだけ出来ているかです。新入社員研修は能力開発の場ではなく…必要最低限身に付けているはずの社会人基礎力をベースに社会の基礎を叩き込む為の場なのです。つまり、入社時にその基礎能力がないと研修に追いつかないという事。これを間違って判断すると「入社後のギャップ」なんて言葉で他責にして自分を正当化して離職してしまう…

就活生でも同じで、自分の社会人基礎力が今どれだけ身に付いてるかを理解していないケースが多く面接官とのコミュニケーションがズレるのです。結果…無理やりなリーダー経験や短期留学、部活、バイト、ゼミ、サークル、ボランティアの経験で勝負するのです。面接官が見たいのはシンプルに社会人基礎力です。

では、どの様に学生時代に社会人基礎力を開発するのか?これまで繰り返し伝えてきた様に、まずは今の自分よりも2ランク上の世界、環境で自分を素直に試すことです。どえしても今の環境は身内、仲良し、自分で選んだコミュニティが故に阿吽の呼吸…もはやテレパシーレベルでコミュニケーションが出来るのです。しかし、社会はそういった仲間やコミュニティと異なる価値観の中でビジネスを進める必要があるのです。つまり、2ランク上の環境や世界に身を置くと本当に今の自分の実力や能力に気付きます。時にそれは傷ついたり挫折する事になりますが、自分のリアルなレベルを把握すると「今、どんな能力をどのように伸ばすべきか」が見えるので、闇雲に学生生活を頑張るのではなく、意図を持って活動が出来るのです。

まずは自分にとっての2ランク上がどこなのか?
見つけるところから考え抜きましょう!!

はたらくを楽しもう!#741
CAMPキャプテン/はたらクリエイティブディレクター
佐藤 裕